TaoTronics SoundLiberty97 「apt-x・IPX8・Type-Cを3980円で」[レビュー]

こんにちは。今回はTaoTronicsの新製品SoundLiberty97をご紹介いたします。

価格はAmazon.co.jpにて3980円です。今回、当ブログの読者様向けにTaoTronicsさんより15%オフのクーポンをいただきました。記事の最後にクーポン情報を載せておきますのでこの機会に是非!

それでは簡単にSoundLiberty97の特徴をザックリ3点お伝えします。

➀apt-Xコーデックに対応
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この価格帯で驚きのapt-Xコーデックまで対応しています。もちろん従来のSBCも対応していますので、使用するデバイスに合わせてコーデックも合わせることができます。 Apple製品とSBCでの接続になるのはいまひとつですね。

➁IPX8級の防水規格に対応
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IPX8級の防水規格に対応しているため、規格上では水面下での使用も可能なほどの高耐水性を持っていることになります。

➂安心のロングランバッテリー
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イヤホン単体で約9時間、ケース込みで約36時間と安心のロングランバッテリーを搭載しています。

開封
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パッケージはいつも通りのTaoTronics製品と同じく、スタイリッシュで良いですね。
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パッケージを開けるとこちら⤴︎
付属品は取扱説明書類、イヤーピース3サイズ/各1ペアと充電用のType-Cケーブルです。
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充電ケースはシンプルなデザインでコンパクトにまとめらている印象⤴︎
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ケース横、Type-Cコネクター⤴︎
この価格で嬉しいType-C対応。

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ケースを開くとこちら⤴︎
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イヤホン本体は丸くころっとした形状で耳へのフィット感も抜群です⤴︎
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ステム径は一般的ですが、長さは短めなためイヤーピースを他社製に交換したい場合はTWS用が必須です。
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耳へのフィット感向上を狙った人間工学に基づいたデザイン⤴︎

使用レポート
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視聴環境はDX160(apt-X)、iPhone 11(SBC)です。

ペアリングはケースから本体を取り出して、各デバイスのBluetooth設定からSoundLiberty97を選択。簡単にペアリングできました。

耳へのフィット感はイヤホン本体の形状が工夫されているため抜群で、流行りのノイズキャンセリング機能こそ搭載されていませんが十分な遮音性が担保されています。

音質は適度な厚みと沈み込みを持った低音域が中心のサウンドになっています。音場はやや狭めではありますが、ボーカルの定位感はよく定まっています。

高音域において不快と感じる要素は全て処理してあります。柔らかでゆったりと鳴り、解像感はそれなりと言ったところでしょうか。

中音域は印象的な低音域のせいで多少の凹みは感じますが、それでも定位感の良さによってフォーカスは外れず、しっかりと聞くことができます。

低音域は全帯域の中でも支配的です。量感はそれほどありませんが、厚み・沈み込みによって中高音域を圧倒しているため存在感・聞き取りやすさに長けています。キレや解像感はこちらでもそれなりなものの全体を通してまとまっているためそれほど気になりません。

オーディオファイルにウケるのはもう少しフラットで、具体的にはボーカルの質感や高音域の出方がナチュラルなサウンドですが、一般ユーザーにはウケがいいサウンドだと言えます。

まとめ
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-総評 ★★★★☆ ( 4 )

音質にはそれぞれ人によって好みはあれど、一般的なユーザーであれば間違いなくおすすめできます。続いてスペックですが、この価格帯では驚きのフルスペックと言っても問題ないくらいの充実感です。TaoTronicsの揺るがないクオリティはSoundLiberty97でも感じることができました。

購入リンクはこちらから
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当ブログ読者様向け15%オフクーポンは以下の通りです。
クーポンコード : BH097NORU 
〜2020年12月12日まで

Coumi ANC860 「ノイキャンイヤホンの低価格化」[レビュー]

こんにちは。今回も前回と同じくCoumiより新作ノイキャンワイヤレスイヤホン、ANC860をご紹介いたします。
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価格はAmazon.co.jpにて6199円です。今回もCoumiさんから当ブログの読者向けにクーポンをいただきましたので、この記事の最後に情報を掲載しておきました。

それではざっくりANC860の魅力を3点お伝えします。

➀洗礼されたサウンド周りのスペック
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Bluetooth5.0からAACコーデック、ノイズキャンセリング機能はもちろん外音取り込み機能まで搭載しています。ドライバーは12.5mmサイズとワイヤレスイヤホンとしては大型のものを採用することで全帯域に渡ってサウンドクオリティを高めることに寄与しています。


➁安心のIPX7級の防水規格に対応
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➂ロングランバッテリー
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単体で7.5時間(ANC適用時5.5時間)のロングランバッテリーでアクティブノイズキャンセリングをどこへでも持ち運ぶことができます。


開封
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パッケージはいつもより高級感が増したイメージ。

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スリーブを外すとこちら⤴︎

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中を開け進めるとこちら⤴︎
イヤーピースが3サイズ各サイズ2ペアずつと取扱説明書、充電用のType-Cケーブルが付属します。

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ケースは角が丸い正方形型でレザー調のストラップがついています。

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蓋を開けるとこちら⤴︎
イヤホン側とケース側の2箇所にLEDランプがついていますが、正直わかりにくいのでほぼ意味を成していません。
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イヤホン本体はこちら⤴︎
どこかで見たことがあるようなそんなデザインです。
Coumiロゴの丸いところがタッチセンサーになっていて、音量調節やANC⇄外音取り込み⇄オフの切り替え動画が可能です。
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横から見てみるとこちら⤴︎
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イヤーピースを外すとこちら⤴︎
実は元の部分はインナーイヤー型になっています。イヤーピースを付けることで擬似カナル型へと形を変えているわけです。インナーイヤー型の状態でも耳に入るには入りますが、私の耳にはスカスカで、中高音域がシャカシャカする音質で聴くに耐えませんでした。
耳が小さい方であれば、インナーイヤー型の状態での使用も装着感、音質諸々の要素を含め問題なさそうではあります。

使用レポート
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ANC860のANCはメーカー公表値で以下のように…
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-28dBとなっています。実際に試してみると、根本的な構造がインナーイヤー型ということもあってAirPods Proのような強力なノイキャンではありません。"騒音の低い周波数の部分をマスキングしてくれる程度"だと考えてください。

次に外音取り込み機能ですが、こちらもインナーイヤー型構造で元々外の音が入ってきやすいため、この機能の恩恵はあまりありません。オンオフの違いが分かりにくいです。

最後に音質ですが(イヤーピースありでの評価)、分厚い低音域を中心に中高音域も卒なく伸びていくようなサウンドになっています。イヤーピースを選んで、よく耳にフィットさせるとかなり下まで低音域が出るので、楽しく聴けますよ。

まとめ
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-総評 ★★★★☆ (4)

イヤホン自体の構造とANC機能との若干の乖離は見られるものの音質は悪くなく、とりあえずノイキャンを試してみたいという方には価格周りからもピッタリのイヤホンだと思います。

購入リンクはこちら
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Coumiさんから50%オフクーポンをいただきました。
クーポンコード: YG2BFH79
​2020年11月30日23:59分までとなります。

EZ EAR X12 「IPX8級の防水性能とモバイルバッテリー機能搭載のガジェットTWS」[レビュー]

こんにちは。今回はEasy Earphones系列の新ブランド、EZ EARより1つ目のTWSことX12をご紹介します。

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価格はAmazon.co.jpにて2999円で販売されています。

それではザックリX12の特徴を2点お伝えします。
➀IPX8級の防水性能

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➁LEDでバッテリー残量表示、
モバイルバッテリーとしても使える

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ケースは2200mAhのモバイルバッテリーとしても使うことができます。イヤホン単体で約5時間の再生、ケース込みで約90時間(およそ15回分、モバイルバッテリー機能は使用しない条件下で)の再生が可能です。

開封
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パッケージは中華イヤホンお馴染みのパッケージでいつも通りです。
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パッケージの中を開けるとこちら⤴︎
取扱説明書、充電用のmicro bケーブル、イヤーピースが3サイズ/各1ペアが付属します。
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ケースを開けるとこちら⤴︎
蓋が透明になっているので、バッテリー残量やイヤホンの充電状況がよくわかります。
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充電用のmicro bコネクタ⤴︎
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モバイルバッテリー用のUSBコネクタ⤴︎
モバイルバッテリーとして使用する場合はここにケーブルを挿します。

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実際に使ってみるとこちら⤴︎
イヤホンでイヤホンを充電する不思議な写真が撮れました(笑) モバイルバッテリーとして他の機器を充電している間も残バッテリー量は常に表示されます。

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イヤホン本体はこちら⤴︎
丸いLEDが特徴的です。
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ステムは短く、TWS向けのものでないとケースとの互換性も含めて厳しいです。

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L・R表記もありますね。イヤホンの形状は耳にフィットしやすいエルゴノミクス形状になっているので、純正イヤーピースで難なくフィットさせることができました。

使用レポート
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視聴環境はiPhone 11+EZ EAR X12(純正イヤーピース)です。

ケースから取り出して、Bluetooth設定から機種名を選択してペアリング完了です。

音質傾向は低音よりのドンシャリながらもただただ低音が強いイヤホンで終わっていないのがX12の良いところだと思います。

高音域は良く言えば聞きやすく、刺激成分は全部抑制されている。悪く言えば細やかで存在感に欠ける。といった具合で解像感は価格なり、伸びやかさもイマイチな感じです。

中音域は色々なジャンルの曲を通して少し凹みがちです。その代わり音の奥行きが前後方向にある程度あるので、音量を少し大きくするとようやく丁度良い量感になってくるかなぁといったところ。

低音域はパンチーで量感もたっぷりに鳴らしてくれます。解像感はこちらも低く輪郭の描写は甘く感じます。一方で全体を通して聞いてみると低音域の存在感、支配感は大きく、あまりこれらの欠点を欠点とは認識しにくいのではないでしょうか。

まとめ
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>総評 ★★★★☆ ( 4 )

音質やその他の要素を含めたパフォーマンスはこの後の記事で紹介予定の同ブランド Q70Yの方が圧倒的に良いように思います。ところがQ70YにはX12のようなガジェット要素はありません。人によって重視するポイントは当然異なりますから、是非比べていただいてから決めていただきたいです。

購入リンクはこちら
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