こんにちは。今回はTINHIFIよりT2 Plusをご紹介いたします。個人的にTINHIFIはデザイン、チューニングを含め中華イヤホンブランドの中でも一つ頭が抜けている印象があります。それ故、所謂オーオタの中でもTINHIFIファンは多いような気がします。
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さて、本題に戻りますが、T2 Plus自体は1ヶ月以上前から手元にあってレビューできる環境でした。ところが色々と立て込んでしまって、ようやく今記事をアップできています。本当に良いイヤホンなので早くレビューしたかったんですよね…。
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T2 PlusはCNC加工されたアルミ合金ハウジングに10mmサイズのダイナミック型ドライバー1発の構成です。表面はL・Rのプリントとメーカーロゴがちょこっとのミニマルデザインになっています。ドライバー構成からデザインまで非常にシンプルですね。アルミ合金ハウジングのサラサラとした手触りと相まって、質感は高く安っぽさを感じさせない仕上がりです。

価格はAmazon.co.jpにて6380円で販売されています。

開封
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外箱を開けるとこちら⤵︎
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長旅で箱が凹んでしまっているのは海外通販の醍醐味ということで…。
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付属品はこちら⤴︎
イヤーピースはシリコンとフォームタイプの2タイプ入っています。その他には取扱説明書とケーブルです。
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本体は先述したようにミニマルデザインで、一切無駄がないと言えます。一周回って中華イヤホンっぽくないデザインのようにも見えます。
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装着感は良好でイヤーピースの交換で調整すると、出音を装着感と共に良い感じに調整できるので、純正イヤーピース以外の選択肢もあり得ると思います。
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音質
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視聴環境はiBasso DX220(Amp1 MK2)+TINHIFI T2 Plus(純正ケーブル、純正イヤーピース)です。

箱出しでパッと聞いてみると、音質傾向はほぼフラットで自然な音の広がりとが合わさり、非常に良くバランスの取れたサウンドになっているように思いました。

-高音域 ★★★★★ (5)
ハウジングの反響もあってかやや硬質ではあるものの伸びやかで解像度も高いです。結果として、好まれやすい(細部までそのディテールを余すことなく)・聞き取りやすいサウンドになっているようです。
ちなみに純正ケーブルから純銀ケーブルに変えてあげると、更に高音域に磨きがかかり、より実力を感じる音質へと変えることができました。

-中音域 ★★★★★ (5)
ハイの伸びの良さはボーカル帯域でも十分に恩恵を感じられます。元々、しっかりとした厚みがある中音域に高音域が加わり(中音→高音)、広いサウンドステージが目前にあるかのような鳴り具合を実現しています。ああだこうだ言っても「とにかく綺麗に奏でてくれる。」←これに尽きるのかもしれません。

-低音域 ★★★★☆ (4)
低音域は要点を抑えた鳴り方をします。ベース帯域やキック、バスドラム等聞きたいところを中高音域の妨げをしない範囲で聞きたい量を出してくれるようなイメージ。もう2レベルくらい低音域の出音のレベルが高ければ完璧なんですが、よく考えればこのイヤホン6000円ちょっとなんですよね(笑) それなら仕方ない…というかこれはこれで完成されている気もします。

まとめ
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-総評 ★★★★★ (5)

ここまでくると中華イヤホンの域を出た中国ブランドのイヤホンに属すると思います。Moondropなんかと同じないしは近い立ち位置と言えばわかりやすいでしょうか。その理由は単に音質だけでなく、パッケージも含めた総合的な体験としてそのクオリティの高さを実感できたからです。とりあえず、これからTINHIFIのイヤホンもチェックしていくことは確定です。

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